1.切り抜く範囲のシェープファイルを作成します
○ArcCatalog上で右クリック>>> 新規作成>>>シェープファイルを選びます。名前は、ここでは、Clip_Areaとしました。フィーチャータイプはPolygonを選びます。空間参照の部分は、編集ボタンを押して、選択ボタン>>>日本周辺座標系>>>地理座標系(緯経度)を選び、これから切り抜くファイルと同じ地理座標系を選びます。ここでは、JGD 2000.prjを選びました。インポートボタンを押して、これから切り抜くファイルを指定しても大丈夫です。
ArcCatalog上で新規にシェープファイルを作成します |
地理座標系を指定します |
エディタで、切り抜く範囲を作成します |
2.クリップを使って切り抜きます
○ArcToolBoxで、解析ツール>>>抽出>>>クリップを選びます。入力フィーチャーは、切り抜かれる地質図(ここでは、all_japan_b_a)を指定します。クリップフィーチャーは、先ほど作成したClip_areaを指定します。出力フィーチャークラスは任意の名前を指定します。断層レイヤ(all_japan_b_l)も同様に切り抜きます。
クリップで指定した範囲を切り抜きます |
地質図のレイヤと断層のレイヤを切り抜いたところ |
○切り抜いたレイヤに色をつけます。切り抜いたレイヤ(all_japan_b_a_Clip1)を右クリックして、レイヤプロパティを開き、シンボルタブをクリックします。そこで右上のインポートボタンを押します。色のついた元の地質レイヤ(all_japan_b_a)を指定します。次に出てくる画面はそのままOKを押します。切り抜いた断層レイヤも同様に、元の断層レイヤを指定して線の形式を変更します。
切り抜いた元のレイヤーの色や線のシンボルをインポートします |
○任意の範囲で切り出された地質図が完成しました。目的に応じて、メッシュデータや市町村境界データなどを利用して切り抜くこともできます。
切り抜いた地質図 |
お試しいただければ幸いです。
0 件のコメント:
コメントを投稿